伝えることが理想の距離を保つコツ


私は2度の離婚経験がありますが
1度目の結婚の時の妻が
我慢する人でした。

その年代の女性は

・我慢が美徳
・女は男にたてつかないもの

などという教育をされてきたせいもあり
どんな理不尽に対しても
我慢することは当たり前の世代でした。


恋愛期間はお互いをよく見せたいのもあり
少々のことなら大目に見たり
恋愛期間中は気持ちが昂っているのもあり
まあ、よしとしよう。
という感覚がお互いにあります。

しかし結婚をすると同時に共同生活が始まり
そんな甘い事は言っていられなくなります。

それでもやはり女性が我慢するもの。

と、女性は自分をなだめ空かしたり
自分の感情を打ち消したりと
葛藤を繰り返します。


ある日その出来事は起きました。

まさに

『堪忍袋の緒が切れる』

という状況を絵に書いたように
妻は自分の感情をぶつけてきます。

私もどうしていいかわからず狼狽えるばかり。

おそらく妻は自分の中に押し込めてきた感情を
出したことで余計に自分自身も
取り返しがつかなくなったようにも見えました。

これは

『我慢し続けた妻が悪い』
という話ではなく

お互いに

・おかしい
・何か違う

などということを感じた時に

『我慢しないで伝えてみる』

という行動を取ってみてはどうでしょうか?
というご提案です。

とはいえ、男性である私も

『少しくらいはいいかな?』

とお相手に対して

・おかしい
・何か違う

と感じたとしても

『そんな小さなことにこだわる小さい男じゃない』
『デートの雰囲気をぶち壊したと思われたくない』

などという気持ちが先行して
我慢したことがある経験者でもあります。


結婚という関係を長い間
良い関係に保つためには
どんな小さなことでも

・おかしい
・何か違う

ということをその場で解決しなければ
砂粒くらい小さなことも
度重なる我慢のせいで
サッカーボールくらいの爆弾にもなりかねない。

そして最終的には

『離婚』

結婚当初は望んでいなかった結果を招く
という事態になりかねないということです。


結婚という男女の関係だけでなく
個人それぞれの生活の中でも

『我慢』

は体にも心にもよくありません。

相手に対して自分の気持ちを
伝わるような言葉の選び方と使い方を
知っていることで
解決することはたくさんあります。


今日もとても良いお天気。

太陽の光にあたり浄化されると
気持ちが変わりいつもと違う選択肢も
見つかるかもしれませんね。


今日も楽しい一日を
お過ごしください。