恋愛相談【名古屋】復縁で泣く前に知っておきたいこと


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  信頼は鏡のガラスのようなものである

  ヒビが入ったらもとどおり一つにはならない

 

   アンリ・フレデリック・アミエル

   「アミエルの日記」より

 

 

 

 

別れたくなかったのに別れてしまって後悔したことがありますか?

 

  良くある破局原因として

気持ちがわかってもらえないことから関係に亀裂が入ってしまった

ということがあります。

 

このようなケースで相談にいらっしゃる方は「恋人とのケンカ」で関係の終焉を迎えます。 つまり 別れるということですね。

 

 

先日 ご相談にいらっしゃったB子さん32才のお話しです。

(本人の了解をとって掲載してます)

彼女には交際2年になる彼がいました。

 

お互いに愛情はあるものの最近 ちょっとしたことで喧嘩がたえず関係を続けることに不安を感じて相談にいらっしゃいました。

 

 

気持ちがわかってもらえない

相手の考えていることがわからない

 

 そのことをなんどか伝えようとしたつもりが、ついつい言い争いになって喧嘩になってしまうそうです。

 

聴いてほしいときにきいてもらえない。

何か言おうとすると相手がケンカ腰になってしまう。

 

その不満と不安をうまく伝えれないことからイライラしてしまい、相手に感情をぶつけてしまう。 という流れです。

 

大好きな相手だけれど このまま関係を続けることに不安と危機感を抱いていらっしゃいました。

実際はいろいろ細かいお話しをうかがったのですがここでは省略します。

 

ここで私は彼女にこんな質問をしました。

「あなたの苦しさはとてもよくわかりました。

大好きな人にわかってもらえないというのはとても苦しいことですよね。

 

ところで 彼もあなたと同じように 大好きな人にわかってもらえないというのはとても苦しくて感情的になってしまっているのではないですか?」

 

その質問で彼女はフッと彼の立場になってみて思ったことがありました。

 

「彼も 苦しかったのかもしれませんね・・・」

 

お互い 自分のことをわかってもらいたいが優先して相手のことを理解しようとか受け止めようというのは後回しになっていたのですね。

 

わかってほしいが優先通しではぶつかって当たり前ですね。

 

この後 どうしたら 自分の気持ちをわかってもらえ相手の気持ちをわかってあげれるか ということをお話ししました。

 

後日 彼女から「まだまだ感情的になってしまうことが多いけど以前に比べると不安がずいぶんなくなりお互い笑顔が多くなったような気がします」と連絡いただきました。

 

良かったですね。

 

一度湧いてしまった感情は理性ではどうすることもできません。

関係の亀裂が大きくなってからでは修復は大変。

取り返しのつかないことになって苦しむのはあなた自身かもしれません。

 

困ったな・・・と思ったら一人で悩んでないで相談してくださいね。