・妻が私だけに理由なく理不尽な怒りをぶつけてくる
・彼女が最近よくキレる理由がわからない
これはあなたを攻撃しているのではなく
「苦しいよう・・ わかって、助けて~」
という彼女の心の訴えなのかもしれません
人なら聴くことで理解することができます
ただ
その意味は言葉通りではないかもしれません
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【私は離婚経験者です】
当時、
結婚して間もなく
妻からこんな言葉が度々飛び出すようになりました
「あなたはいいわね。仕事してればいいんだもの」
(専業主婦で自由きままにしてるのに何が不満なんだろ・・)
私はそう思ってました
実は、
こういったことの積み重ねが
関係を壊していくことにそのころは
まったく気づいていませんでした
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彼女の立場からすれば
結婚による環境の激変で
相当なストレスを抱えていたのだと思います
結婚前まで仲良くしていた友人・知人がいなくなったことは
心のバランスを整える環境を失すことになっていたのです
常に孤独と向き合う辛さと
向き合う彼女に気づいてあげることが
できていませんでした。
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彼女の口から出る言葉の一つ一つは、
「結婚したんだから、我慢しなきゃいけないことは解ってるけど
どうしたらいいかわからなくて困っているの」
という心の叫びだったのでしょう
そんな妻に対して私はこう考えていました
「短気で切れやすい性格だけれど、そのうち馴れるだろう」
彼女の
ストレスが臨界点を迎えたころには
私には理不尽としか思えない行動が多発するようになりました
閉口し始めた私は彼女を避けて
自分の部屋に閉じこもることが多くなりました
「結婚はそういうものよ」
「あの娘は我慢ができない性格なのさ」
そういう人もいたけれど
彼女にしてみれば
・気持ちの処理ができない苦しさから心を怒りで守っていた
・理不尽な怒りが止められず攻撃してしまうことで自己嫌悪に陥る
・大切な人に避けられるたびに孤独が増す
私はそういうことに気づくことができず
「どうしたらいい関係にできるか」という答えを考えてばかり
本当に彼女が苦しかったのは
一番大切に重い相手が気持ちに寄り添ってくれないこと
それが
とても淋しいし悲しかったのだと思います。
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もう終わったことを悔やんでも
どうしようもありませんが
あのとき
私が誰かに相談するという選択肢を持っていたら
もしくは正しい知識を知っていたら
彼女は今も笑顔で側にいてくれたかもしれません
無知は罪だなぁと思います
困ったときは一人で抱えて苦しまないでください
明日もあなたの人生が
豊かでありますように(^^)