復縁のご相談を受けていると時々こんな質問される方がいらっしゃいます。
お客様
「復縁したいのですが冷却期間を置いた方が良いですよね?」
私
「どうして冷却期間を置いた方が良いと思うのですか?」
お客様
「ネットなどの復縁方法には必ず「冷却期間を取った方が良い」と書いてあったから・
(>_<)
復縁に限らずですが、恋愛で失敗してしまう考え方の一つに
・・・に聞いた とか・・・に言われた とか・・・に載っていた と聞きかじった知識を理由も考えず使っている人があります。
そういった方法は あるタイミングである方法で使うことで初めて効果があらわれるのですが、タイミングや使い方が悪ければ逆効果となり、事態を悪化させかねません。
先日 ご相談にいらっしゃった女性のお話しをいたしましょう。
彼女は彼と知り合って半年 3か月目から彼の家で半同棲状態の交際を続けていました。
ある日、彼とちょっとしたことから口論になり「もういい、別れる!」「じゃあ でてけ~」となってしまい彼の部屋を飛び出して2週間経過したそうです。
喧嘩の原因はお互いの気持ちの擦れ違いの不満をぶつけあっていたことがエスカレートしたようです。
喧嘩して彼のもとを飛びだした翌日に「着替えとか大丈夫?」とLINEが来たそうです。
嬉しくて返信しようとしたものの、別れたので・・・
すぐにネットで復縁の方法を調べて「復縁には冷却期間が必要」と書いてあったことから彼に返信をしなかったそうです。
その後 彼からの連絡がなく 不安になるもどうしてよいかわからずご相談にいらしたそうです。
冷却期間とは字のとおり「熱くなった気持ちを冷まして冷静になるための期間」なので冷静であるなら冷却期間は無意味になりますよね。
今回のケースは 翌日にはお互いともカッとなった気持ちが落ち着いていて 後悔していたのいではないかと思われます。
彼のLINEは 関係を戻すきっかけを期待していた ということだと思われます。
彼女へは原因と状況をお伝えし対処方法をお伝えしました。
アドバイスしたポイントは以下の通りです。
・相手がしたことには一切触れず 自分の非のみを詫びる姿勢を最初にみせること
・どれだけ相手が大切か気づいたことをつたえること
・そのうえで関係を戻せないかお願いすること
後日、彼女から仲直りの報告とお礼のメールをいただきました。
良かったですね(^^)
今回は カッとなった勢いで吐いてしまった「別れる」という言葉にとらわれていただけで、関係が終わっていないケースです。
喧嘩の延長だったのですね。
こういった状態での彼女のように冷却期間にこだわって連絡を取らなければ、もしかしたら相手は終わったこととあきらめて次の恋に進んでしまったかもしれません。
冷却期間には 冷静さをもどしたり、湧いてしまった拒否感情が消えるためのものであったり 飽きられてしまった自分を変えるための時間であったり 状況により意味が違ってきます。
今回の彼女のような行動をしてしまい簡単に復縁ができたはずの関係を複雑にしてしまったケースは良くあるのです。
ご相談にいらっしゃったほとんどの方はこうおっしゃいます。
「もっとはやく相談すればよかった・・」
関係の亀裂が大きくなる前に相談くださった彼女はラッキーだったのかもしれませんね。
できれば、トラブルが起きてからではなくお互いがラブラブのときに「関係がとってもうまくいく方法」を聞きにきてくれるのが一番よいのですがね(^^)